122press コースターと格闘するの巻
11月某日の昼下がり、手キンの前で呆然とたたずむ3人。
「ねぇ、もしかして丸い形って、実は結構大変・・・だったりする?」
真っ白な丸い厚紙が
こんなに私たちを悩ませるとは、
最初、思ってもみませんでした。
・・・・・・・
活版工房喫茶室への参加を決めたはいいものの、
当日まですでに1ヶ月を切っていて、
しかも3人、昼間は会社で働く身。
時間がない中、私たちが作れそうなもの、
という枠の中から出た答えが「コースター」でした。
コースター用の紙って売ってるし。
デザインが決まればあとは刷るだけだし、
これならできそうだ、と思いまして。
まぁ、現実はそんなに甘くなかったんですけど(苦笑)
というわけで、印刷当日。
名刺以外のものを刷るのは初めてなので、
ちょっと早めに、と12時に集合しました。
そこからお昼だのなんだの、、、と言って
すり始めたのが13時。
さて、終わりは何時になったでしょうか。
答えは最後のお楽しみです(笑)
--------------------------------
当日のラインナップ
樹脂版モノ×7種
活字を利用した空押し×1種
計8種類のコースターを
1種類につき15枚ほど刷りました。
(合計120枚)
--------------------------------
とにかく最初にけつまづいたのが
位置あわせ。
「ちょっと上・・・」
「ちょっと左・・・」
「あれ、今度はちょっと下・・・?」
ほんのちょっと針をずらして刺しても刺しても、
なかなかど真ん中に図案が収まってくれません。
たかが1ミリ
されど1ミリ。
針を刺す方向に慣れるのも手間取って、
この日、一番時間を割いた作業がこれだった気がします。
そしてこの位置あわせと同時に
「うぅぅ~ん・・・」
となったのが色ムラ。
なぜか下はきれいにパキッと色が乗るのに、
上半分がどうも薄い。かすれる。
ベタ面積が増える図案になればそれが余計顕著に現れる。
下に紙をひいてみたり、
レール部分にマスキングテープを貼ってみたりと、
あれこれやってみた結果、一番の解決法は
「インクをのせる」。
さらにローラーをちょっと手で回転させて、
インクのつく場所を変えてあげると
ちゃんとキレイに印刷できるようになりました。
こんな感じで終始「試行錯誤」とか「工夫」の連続。
嶋田が組み、
佐藤が刷り、
松本が並べる・・・
を繰り返していると、いつの間にか外は薄暗くなっています。
夕方で折り返し地点だったでしょうか。
結局、もろもろやり終えて時計を見ると21時!
刷り始めてからそれほど休憩もとらなかったので、
ほぼ8時間がっしゃんがっしゃんやってたコトになります。
しかもその日の120枚を刷り上げるために
消費したためし刷りの枚数もかなりのものに・・・。
ちゃんと数えてないけど、
本モノと同じくらい刷り倒したような勢いでした。
そんな紆余曲折の結果がこちら。(一部抜粋)


ホントにこの日は自分で自分を褒めてあげました(笑)
その後のイベントの様子はこちらの記事からどうぞ~。
・・・と、いうワケでなんとか年内に
制作裏話を洗いざらいアップすることができました。
来年もこんな感じでジタバタしながら刷っていく見込みです。
122pressとして動き始めたばかりですが、
メンバー全員、活字を通じて今年1年いろんな方のお世話になっております。
ブログの片隅からで恐縮ですが、
この場をお借りして御礼申し上げます。
いよいよ来年は「122pressらしさ」みたいなものを全開にして
刷ったり、あちこちに出没したりできればと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
「ねぇ、もしかして丸い形って、実は結構大変・・・だったりする?」
真っ白な丸い厚紙が
こんなに私たちを悩ませるとは、
最初、思ってもみませんでした。
・・・・・・・
活版工房喫茶室への参加を決めたはいいものの、
当日まですでに1ヶ月を切っていて、
しかも3人、昼間は会社で働く身。
時間がない中、私たちが作れそうなもの、
という枠の中から出た答えが「コースター」でした。
コースター用の紙って売ってるし。
デザインが決まればあとは刷るだけだし、
これならできそうだ、と思いまして。
まぁ、現実はそんなに甘くなかったんですけど(苦笑)
というわけで、印刷当日。
名刺以外のものを刷るのは初めてなので、
ちょっと早めに、と12時に集合しました。
そこからお昼だのなんだの、、、と言って
すり始めたのが13時。
さて、終わりは何時になったでしょうか。
答えは最後のお楽しみです(笑)
--------------------------------
当日のラインナップ
樹脂版モノ×7種
活字を利用した空押し×1種
計8種類のコースターを
1種類につき15枚ほど刷りました。
(合計120枚)
--------------------------------
とにかく最初にけつまづいたのが
位置あわせ。
「ちょっと上・・・」
「ちょっと左・・・」
「あれ、今度はちょっと下・・・?」
ほんのちょっと針をずらして刺しても刺しても、
なかなかど真ん中に図案が収まってくれません。
たかが1ミリ
されど1ミリ。
針を刺す方向に慣れるのも手間取って、
この日、一番時間を割いた作業がこれだった気がします。
そしてこの位置あわせと同時に
「うぅぅ~ん・・・」
となったのが色ムラ。
なぜか下はきれいにパキッと色が乗るのに、
上半分がどうも薄い。かすれる。
ベタ面積が増える図案になればそれが余計顕著に現れる。
下に紙をひいてみたり、
レール部分にマスキングテープを貼ってみたりと、
あれこれやってみた結果、一番の解決法は
「インクをのせる」。
さらにローラーをちょっと手で回転させて、
インクのつく場所を変えてあげると
ちゃんとキレイに印刷できるようになりました。
こんな感じで終始「試行錯誤」とか「工夫」の連続。
嶋田が組み、
佐藤が刷り、
松本が並べる・・・
を繰り返していると、いつの間にか外は薄暗くなっています。
夕方で折り返し地点だったでしょうか。
結局、もろもろやり終えて時計を見ると21時!
刷り始めてからそれほど休憩もとらなかったので、
ほぼ8時間がっしゃんがっしゃんやってたコトになります。
しかもその日の120枚を刷り上げるために
消費したためし刷りの枚数もかなりのものに・・・。
ちゃんと数えてないけど、
本モノと同じくらい刷り倒したような勢いでした。
そんな紆余曲折の結果がこちら。(一部抜粋)


ホントにこの日は自分で自分を褒めてあげました(笑)
その後のイベントの様子はこちらの記事からどうぞ~。
・・・と、いうワケでなんとか年内に
制作裏話を洗いざらいアップすることができました。
来年もこんな感じでジタバタしながら刷っていく見込みです。
122pressとして動き始めたばかりですが、
メンバー全員、活字を通じて今年1年いろんな方のお世話になっております。
ブログの片隅からで恐縮ですが、
この場をお借りして御礼申し上げます。
いよいよ来年は「122pressらしさ」みたいなものを全開にして
刷ったり、あちこちに出没したりできればと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
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