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新作紹介2:活字を使った栞

新作紹介シリーズ2回目。
今回は活字を使った栞を紹介します。

まず鉛の活字を使用したこの栞。

活字栞

1枚の中にいろんな書体の活字を組み合わせることで、
それぞれの文字が持つ味わいを
一度に楽しむことができるようにしました。

正直、テキストの樹脂版を作って刷ったものと、
活字を組んで刷ったものとで、
大きな差があるのかというと、
実はそれほどなかったりします。

IMG_0593.jpg
印刷前の活字

でも、鉛の活字で刷った文字は
どこかエッジの鋭いところがあって、
刷っている側の人間の気持ちも
なんだかピッと引き締まって気持ちがいい。
印刷中、背筋が伸びる感じがします。

そしてこの栞の下に入っている3種類の線も、
活版印刷用の罫線なんですよ。

罫線

こんな感じの金属の板を使ってます。
ビミョ〜ですが、真ん中の罫線だけ差し替えて、
ちょっとずつ変化をつけました。

使った紙は3種類。
「サン人ヨれば〜」=ペルガモンFS(白)112kg
「2℃あル事は〜」=TS-9(たぶんP−58)100kg
「3ド目の〜」=OKミューズしろもの(ホワイトN)125kg
活字・罫線とも金属で出来ていて、
印刷面が狭いので、
TS-9のようなエンボスがある、
多少デコボコした紙でもキレイに印刷できました。


一方、こちらの栞に使用したのは

木活字栞

木活字です。
見て字の通り、木材を彫って活字にしたものを
手キンにセットして刷りました。
こっちは金属活字とは違って面積が広いため、
若干のかすれが出るんですけど、
このラフな感じのかすれが実は私たち、結構好きなんです。
本来、印刷物は一定のクオリティを保たないといけないって
いうところがありますし、
もっと上手に刷れるところであれば、
均一な仕上がりのものになると思いますが、
122press的にはあえて1枚1枚表情が微妙に変わるのも面白いなあって。
たまにはそういう印刷もあっていいんじゃないかな、と思ったりします。
(もちろんケースバイケースですが)

紙は「気包紙」といって
なめらかな質感ものを使いました。
ちなみにこの「気包紙」、
パッケージ用紙として生まれていることから「包む」という字を、
そして包むときに「気持ち」が入ることから「気」の文字を取って、
「気包紙」というネーミングになったとか。

「3」がテーマの「・・・展」なので、
「123!」という文字のチョイスとなりましたが、
「3」がつく数字のときだけアホになる、という世界の某氏のネタが
アタマをよぎった、というのはここだけの話です(笑)


次は写真版と多色刷りの栞のお話の予定です。
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