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・・・展新作紹介:グラデーション栞

この「・・・展」に向けて作った新作について、
制作手順や裏話的なものを
少しご紹介したいと思います。


今回作った栞シリーズについては
会場が「栞日さん」ということなので、
栞をたくさん刷ってみよう、という以外に、
いろんな紙に刷った上に出るインクの表情の違いや、
「活版印刷で活字を刷るほか、いろんなことができるんだよ〜」
ということを伝えたく、
種類を増やしてみた、という背景があります。

その1つが今回紹介するグラデーション。

グラデ栞


印刷をするときは、インクを丸い円盤の上に
通常1色ずつ広げていきます。
が、グラデーションの場合はうまく色が混ざりあうよう、
円盤の上にインクを2色乗せていきます。

グラデーション手キン

この栞を刷る前に
グラデーションの印刷をそれほどやる機会がなかったので、
「ちゃんとできるかな??」と恐る恐るでしたが、
しっかりインクが伸びてくれて
きれいな仕上がりになってくれました。

赤緑枠

手順としては上の写真のように、先に外の枠を刷ってから、
中の文字を入れる位置を合わせて印刷。
この栞の文字は活字ではなく樹脂版で版を作りました。
活字で組めるといいのですが、
私たちの場合、活字は必要な分だけ都度買う、というやり方なので、
この分量の活字を買うとなると、
予算的に厳しく、今回は見送りました。
(その分ほかのところで活字に活躍してもらっています)
が、ある意味予算を低く押さえるための
印刷方法の1つとしての例にもなれたなぁ、と
今、書きながら気づきました(苦笑)。

この栞に使用した紙は全てハーフエア(コットン、110kg)。
ハーフエアは活版印刷でよく好まれて使う紙の1つで、
柔らかな紙質や風合いがいいんですよね。
使ってて安心感のある紙です。

会場にはサンプルの栞も展示してありますので、
お手にとって
この紙の温かさをぜひ感じてみてください。


次回は活字を使った栞について、いろいろお話してみたいと思います。

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